世界で始めて核兵器が人に向けられた日

なおも酷暑が続く日々、如何お過ごしでしょうか。こんにちは、ルーサーです。
重苦しいタイトルで申し訳ないです。

1945年8月6日 AM8:15
広島に原子爆弾『リトルボーイ』が投下されました。
人類が初めて兵器として、核兵器による攻撃を受けた日となります。
この攻撃による影響で、その年の内に亡くなられた方の数は、9万~12万人に上るそうです。

3日後に長崎に落とされた『ファットマン』も含めて、甚大な被害が出てしまいました。

原爆の父と言われた『ジュリアス・ロバート・オッペンハイマー』は、人類の手に余るものとして、決して使われないつもりで開発し、戦争に意味は無いということを知らしめたかったそうですが、実際にはその手に余る兵器すらも通常兵器のように運用されました。

ロバート・オッペンハイマーは絶望し、『科学者は罪を知った』と言葉を残しました。
その後は核開発に対して反対する立場に立ち続けたそうです。

しかしそれからも核兵器は無くならず、ロバート・オッペンハイマーの意志に逆行して開発が続いて行きました。威力も、広島の頃とは文字通り桁違いのものになっています。

広島のリトルボーイ・・・威力は15kt(キロトン)。
3日後の長崎のファットマン・・・威力は21kt。

そして旧ソ連が開発した、現在最大の威力を誇る、『皇帝』の名を冠する水素爆弾
ツァーリ・ボンバ・・・威力は50000kt。

これ以外にも、地球を破壊しつくして余りあるだけの核兵器が今も存在し続けている状況。
核抑止などが続く限り、核廃絶は夢のまた夢なのかもしれません。

以上、ルーサーでした!